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女性が離婚を意識するきっかけとは<20代後半編>

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  • 20代後半女性が離婚を意識するきっかけ
  • 離婚を決意したタイミングやポイント
  • 実際に離婚に至るまでの流れ

について、相談を受けたYさんのケースをご紹介しようと思う。

 

一般的に、結婚してから3年以内の離婚が一番多いと言われている。
最近では離婚が珍しいものではなくなったし、そういう意味では心理的なハードルも下がっているような気がする。
共働きの家庭が増えて男女ともに経済力がある状態というのも、離婚に踏み切りやすい一つの要因なのだろう。

 

そんな社会環境の中で、20代後半女性が離婚を意識するきっかけはどんなことなのか。 

結婚式が二人の結婚生活のピークだった

Yさんの場合、実際に入籍してから4か月後に結婚式を予定していたので、夫婦になってからは即、結婚式準備を進める期間に突入した。

世の中でよく問題になりがちな、結婚式準備に非協力的という問題はあるにはあったが、その分、自分が好きなように決められたのでそこはあまり大きな問題にはならなかったようだ。

 

結婚式当日を迎えるまで、特に決定的なきっかけはなかった。
むしろ、結婚式当日はたくさんの人に祝ってもらえたし、想像していた通りの式・披露宴ができたことで彼女の満足感も大きかったようだ。

 

問題は、この結婚式が二人の結婚生活の中でピークになってしまった、ということ。

結婚式が終わっても、特に二人の周りの環境は良くも悪くも変わらなかった。
引っ越す訳でもなかったし、彼女が仕事を辞めたりした訳でもなく、そのまま新婚旅行に旅立つこともなく、普通にそれまでと変わらぬ日常に戻ることになったのだ。

家具付きのレオパレスを借りて別居

入籍時から続いた、ワクワクするような結婚式準備も終わってしまった。
むしろ、ワクワクした忙しさの中で見えなくなっていた相手の悪いところや二人の価値観の違いに少しずつ目が行くようになっていく。

 

そんな状況の中で、結婚式から2ヶ月を過ぎたころに決定的な事件が起きた。

 

とある金曜日。
高熱を出して仕事を休むことになったYさんは、夫に対して心細さから「早く帰ってきて欲しい」と伝えた。
彼はそんなYさんに、「職場の飲み会だから断りきれなかったらごめんね」と言い残して出勤して行ったそうだ。

 

後日、その日の集まりが「職場の飲み会」ではなく、実は「元カノとの食事」だったことが判明した。

 

そこでYさんが浮気だと騒いで、普通に喧嘩をして仲直りができていればよかったのだと思う。
でも、そのときのYさんは彼に問いただすことはせずに、その事実を知ってしまったことを、自分の胸の内だけに秘めてしまったのだ。

このときYさんは、自分があまりショックを受けなかったことで、自分自身の冷めている気持ちに気付いてしまった。

 

このことが離婚を意識しはじめたきっかけになった。

 

そこからは一気に気持ちが冷めていき、「できれば触られるのも避けたい・・・」という状態になってしまったそうだ。

そんな状況の相手と一緒に住むというのは、もはやストレスでしかなかったはずだ。
Yさんが別居に向けて近所にレオパレス(家具付き)を借りるまでに、そう時間はかからなかった。

区役所近くのファミレスで離婚届を巡る攻防戦

実際に別居がスタートすると、二人の距離はどんどん開き、関係を修復することは不可能と考えるようになった。
むしろ、久々の一人暮らしの楽さがそういう気持ちに拍車をかけたようだった。

 

そして、別居から4ヶ月が経過した頃には離婚届を出す、という話に発展していた。

離婚届の記入や証人欄の記入などの準備を進め、二人で区役所のある駅で待ち合わせをすることになった。

だが、実際に待ち合わせ場所に行ってみると、離婚届を出し渋る彼と近くのファミレスで改めて離婚する・しないを話し合うことになってしまったそうだ。

 

この話し合いの中で彼は「離婚したなんて自分の親になんて言ったらいいのか分からない」と発言した。

この発言で、Yさんは彼と向き合う気持ちも失せてしまったのだという。
自分への愛情から離婚を渋っていた訳ではなかったことで、愛想が尽きたのだ。

 

もうこのときには復縁する気持ちは全くなかったので、離婚届を彼に預け、彼の決心が固まったら出してもらうようにお願いしてこの日は別れたのだった。
実際にそこから彼が離婚届を出すまでの6ヶ月間、まったく連絡を取ることはなかった。

Yさんが彼から「今日出してきたから」という用件のみの短いメールを受け取ったのは、入籍から2年が経った6月だった。

まとめ

Yさんの場合も、離婚理由は「価値観の違い」になるのではないかと思う。

ただ、別居するきっかけになった「元カノとの食事」事件について、Yさんは本人にその事実を知ったことを指摘していない。
ずれている価値観についても、そこで議論することに労力を使うのも・・・と離婚に向けた話し合いの中でも伝えなかったそうなので、実際の離婚理由を当事者である彼自身が把握していない可能性が高い。

 

Yさんは新婚当初、元旦那さんの上司(バツイチ)が語っていたこんなセリフを教えてくれた。

 

「早く家を買うか、子供を作るかして、二人で守るものを持たないと危ないぞ」

 

まさに経験者は語る、である。

今振り返ると、とても説得力のある重みのある言葉だったと感じるそうで、結婚する友人に教えることもあるそうだ。

 

Yさんは結婚して引っ越しを提案したが彼が受け流していて実現しなかった。

彼は子供を欲しがっていたが、Yさんはもう少し子供のいない自由な時間が欲しいと思っていた。

このすれ違いを埋める努力をしていれば、二人の未来は違っていたのかもしれない。