私は食に対するこだわりが少ない方だと思う。
食べ物の好き嫌いもあまりない。
ただ、食事に関して大切にしている想いはある。
大切なのは、「なにを」食べるかではなく、
「だれと」食べるかだ、ということ。
いくら高級な有名店での食事であっても、気を使う人や苦手な人と一緒では楽しめないし、味もそこまでおいしく感じられない気がする。
逆に、安いチェーン店での食事であっても、好きな人や気を許せる人となら楽しいし、おいしいと感じられるかもしれない。
食事はただ「食べる」という行為だけではなく、会話やその場の雰囲気、すべてを含めて「食事」ということなんだと思う。
人生における残りの食事回数は、あと何回くらいあるんだろう。
そのうちで、誰かと楽しく摂る食事は自分で思っているよりもきっとずっと少ないはずだ。
そんな食事だからこそ、私はなにを食べるかよりも、だれと食べるかを大切にしたいと思う。
結婚する、ということは必然的にそんな食事を共にする回数が人生において恐らく一番多くなる相手ができる、ということだ。
だからこそ、一緒に食事を楽しめる人と結婚したいと思ってきた。
婚活においても二人で会うことになると、「一緒に食事を楽しめるか」という観点で相手を見ていた。
もし、今のあなたが婚活で迷いが出てきているのであれば、「一緒に食事を楽しめるか」という観点で相手を選んでみるのもいいのではないだろうか。