恋愛には、考えても答えがでないことが多すぎる。
これが正解、という確かなものがないことが少なくない。
正解がないものを思い悩むだけ時間の無駄、と頭では理解してはいるのだが、当事者になってしまうとそう簡単には割り切れないものだと思う。
- 彼の本心が分からない
- 自分の想いを相手に伝えるべきか、このまま自分の胸に秘めておくべきか
- 今の彼とこのまま一緒にいるのが幸せなのか、新しい出会いを探した方が幸せになれるのか
もう考えるのはやめよう!と思って気持ちを切り替えたつもりでいても、気が付くと無意識に考えてしまったりする。
他人に相談したところで、その答えもだいたいは想定の範囲内で、劇的解決には至らない。
きっと誰かに相談するのは、想定内のアドバイスではなく、自分が選ぼうとしている答えに対する確証が欲しいから、なのだろう。
時間が経てば自然に答えが出ることもあるし、直感に頼って勢い任せに答えを出すこともある。
何が正解だったのかは、答えを出した後もきっと分からない。
それならせめて、自分が出した答えが最良だったと思えるような、自信が欲しい。
若いころは、そんなことばかり考えていたような気がする。
最近「選択」に関する本を読んでいて、自分の選択に後悔しないためにはできるだけ客観的に物事を見ることが大切だというようなことが書かれていた。
・・・ただし、恋愛感情は人の正常な判断力を鈍らせるとも書かれていた。
恋愛において悩みは尽きないという事実は変わらないし、自分の判断が間違っていたのではないかと思い悩むことも、当然のことなのかもしれない。
後悔しない選択をするためには、出来るだけ冷静な状態で判断をすることが大切だと思う。
客観的に自分の置かれた状況を判断するために、書き出してみることもいいかもしれない。
残念ながら、悩んだ時間の分だけより良い答えが出るとも限らない。
そして、思い悩む時間は出来るだけ短くしたいものである。
そう考えると、時には、悩み過ぎずに動いてみることも大切なのではないかと思う。