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<離婚以外にも方法はある!?>離婚ではなく、卒婚?熟年層に増えている新しいカタチ。

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「卒婚」という言葉が少しずつ話題になっています。

熟年層の間で、離婚ではなく「卒婚」を選ぶ夫婦が増えているんだとか。


今日はその理由やメリットなどに迫ってみたいと思います。
(熟年層になり、夫婦の在り方に悩まれている方などにオススメです)

「卒婚」は新しい夫婦のカタチ

「卒婚」とは、離婚はせずに緩く夫婦のカタチを残しながらも、お互い自由に生きていくスタイルを指す造語なんだそうです。

別居する夫婦もいれば、別居する夫婦もいたり、そのスタイルはそれぞれ。

ただ、やはり普段は別居していてお盆や年末年始、家族の誕生日などのイベントの際は一緒に過ごすなどのパターンが一般的なようです。

 

婚姻関係を結んだ状態のまま、お互い自由に生きるメリットとは一体どんなところにあるのでしょうか。

離婚ではないが故のメリットも複数ある

「卒婚」のメリットとしては、下記のようなことが考えられます。

  • 離婚の手続きなどのように手間がかからない
  • 仮面夫婦のように世間体を気にする必要がない
  • お互いが同意すればすぐに実行可能
  • 自由に生きてみて、また婚姻状態に戻ることも簡単

逆に、デメリットは離婚ではない分、どちらかに新たなパートナーができてしまうような事態になった場合、不貞行為となってしまう恐れがあることでしょう。

もちろん、お互い自由に生きることが「卒婚」なので、恋愛に関しても自由、単なる恋人ならOKと割り切って決めておくことも可能です。

(ただ、恋愛から離婚に発展するようなトラブルも考えられるので、そこまで割り切ってしまうのはあまりお勧めできません)

 

また、「卒婚」自体がまだそこまで一般的になってはいないので、周囲の理解を得るのが難しい可能性もあります。

別居することになると、経済的な負担も通常の夫婦よりも大きくなります。

ライフスタイルを見直すタイミングは「卒婚」のきっかけになりやすい

「卒婚」スタートのきっかけは、定年や子供の就職、親の介護などライフスタイルが変化するタイミングです。

夫婦の在り方を見直す中で、「卒婚」という選択肢が生まれてきたと言えるでしょう。

 

「卒婚」を選ぶ際には、夫婦でしっかりと話し合うことが大切です。

また、生活費や恋愛に関してもどのように考えるかを考えて決めておくべきと言えます。

上手くいくポイントは、お互いが経済的・精神的に自立していて、しっかりと話し合って「卒婚」を選ぶことでしょう。

まとめ

どちらかが我慢した状態で無理に結婚生活を送るのは嫌だけれど、離婚はしたくない。

 

そんな価値観の違いはあるものの、しっかりとした信頼関係は築き上げられている夫婦にはこの「卒婚」という新しいスタイルがちょうど良かったのかもしれません。

少し離れてみることで、見えなくなっていた相手のいいところを発見できたり、改めて一緒に過ごす時間の大切さに気付けるきっかけにもなるかもしれませんね。